会社案内

ごあいさつ

「北海道の風土に根づく、おいしさを目指して」

平素より格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。
三星は明治31年の創業以来、北海道苫小牧を中心にお菓子・パンの販売を通じて多くの皆さまにご愛顧いただき、歩んでまいりました。また、看板商品である「よいとまけ」は多くのメディアにもご紹介いただき、全国的にも知られるようになりました。
私たちには、変わらない思いがあります。それは「北海道の風土に根づく、おいしいお菓子作り」。先にも挙げた「よいとまけ」は、苫小牧にある製紙工場の木場で丸太を上げ下ろしする時のかけ声に由来しています。その姿と地域の特産であるハスカップを重ね、試行錯誤の末に完成したのが現在の「よいとまけ」です。このお菓子は北海道の風土と地域への思いがあったからこそ生まれた商品です。お菓子を紐解くと、そこから当時の開拓の歴史と自然が奏でる美味しさが口いっぱいに広がっていくことでしょう。
どんなに美味しいお菓子を作ったとしても、社会的意義のある商品でなければならないと私たちは考えています。これからもパンやお菓子作りを通じて、本当の意味で地域や社会に貢献できる企業を目指して、これからも従業員一同、切磋琢磨しながらよりよい未来を目指して邁進して参ります。

会社概要

株式会社 三星(みつぼし)
代表取締役 三浦 実
明治31年(1898年)
昭和39年1月1日(1964年)
270名(令和3年)
和・洋生菓子、焼き菓子、パン、笹寿司の製造・販売
〒053-0814 北海道苫小牧市字糸井141番地
電話(0144)74-5221 フリーダイヤル 0120-333-153
北海道内25店舗(苫小牧・登別・札幌・北広島・石狩ほか)
よいとまけ、ハスカップランド、ゆのみのんの、北恋菓、イヨマンテ

会社沿革

1898年(明治31年)
北海道・小樽市で、創業者の小林慶義と、長男の幸蔵が菓子屋を始める「三星」が誕生。

1909年(明治42年)
創業者の小林慶義が小樽から、製紙工場の操業で「苫小牧」に移住。

1912年(明治45年)
小林慶義と、次男の俊二が、苫小牧駅前に「小林三星堂」を開店。

1943年(昭和18年)
俊二の長男 正俊(後の初代社長)が、帯広の軍需乾パン工場の工場長に着任。製パンの技術を磨く。

1952年5月(昭和27年5月)
苫小牧駅前に「小林三星堂」を改装し、パンとお菓子のお店「おやつの店 三星キャンディ―センター」を開店。

1953年(昭和28年)
看板商品 銘菓「よいとまけ」発売開始。

1956年1月(昭和31年1月)
小林俊二に代わり、長男 正俊が全家業を継承。

1963年9月(昭和38年9月)
苫小牧市糸井に、菓子・パン製造の総合工場の第一期工事に着手。

1964年1月(昭和39年1月)
株式会社に改組 初代代表取締役社長に小林正俊が就任。

1964年3月(昭和39年3月)
苫小牧市糸井に「糸井工場」落成。

1964年7月(昭和39年7月)
駅前本店の工場部分を改装し、キャフテリア(食堂)を開設。「市民の茶の間」として親しまれる。

1966年2月(昭和41年2月)
初代社長 小林正俊に代わり、長男 俊平が第二代代表取締役社長に就任。

1974年(昭和49年)
苫小牧市駅前再開発事業に伴い、駅前本店を取り壊し、大型商業施設「サンプラザ」が開業。地下1階に、菓子・ベーカリー・ファーストフード店をオープン。

1978年(昭和53年)
創業80周年を記念し、洋菓子バイキングなど諸行事を開催。6月には記念披露宴を開催。

1985年10月(昭和60年10月)
第三代代表取締役社長に小林誠二が就任。

1993年2月(平成5年2月)
第四代代表取締役社長に小林正三が就任。

1998年4月(平成10年4月)
創業100年を記念し、糸井工場を増築し、最新設備を配備した菓子製造ラインを移設操業。

1998年7月(平成10年7月)
創業100年を記念し、糸井工場店を取り壊し、新本店を新築オープン。

2005年12月(平成17年12月)
苫小牧市新開町に、初の洋菓子工房・ベーカリー・イートインスペースを併設した大型路面店舗「新開店」オープン。

2006年11月(平成18年11月)
苫小牧市見山町に「見山店」オープン。

2007年6月(平成19年6月)
第五代代表取締役社長に三浦 実が就任。

2008年10月(平成20年10月)
苫小牧市北栄町に「沼ノ端店」オープン。

2009年2月(平成21年2月)
苫小牧市春日町に「春日店」オープン。

2009年7月(平成21年7月)
苫小牧市旭町に「中央店」オープン。

2009年11月(平成21年11月)
銘菓「よいとまけ」の7切カットタイプ発売開始。

2011年3月(平成23年3月)
読売テレビの人気番組「秘密のケンミンショー」で弊社商品『よいとまけ』が登場。全国のお客様に認知される。

2011年12月(平成23年12月)
苫小牧市植苗に「ウトナイ店」オープン。

2012年12月(平成24年12月)
登別市若草町に「登別若草店」オープン。市外へは初の洋菓子工房・ベーカリー・イートインスペースを併設した大型路面店舗。

2013年3月(平成25年3月)
銘菓「よいとまけ」発売60周年を記念し、トートバッグが3000名様に当たる、プレゼントキャンペーン実施。

2015年8月(平成27年8月)
銘菓「よいとまけ」 初の姉妹品「よいとまけ いちご」発売。

2015年11月(平成27年11月)
苫小牧市表町の苫小牧駅前に「駅前店」オープン。

2018年11月(平成30年11月)
創業120年記念菓子「よいとまけ ひと切れ」と、記念パン「高級生食パン シャトー」発売。

三星の歴史

現・北海道小樽市

明治31年、作家「小林多喜二」の伯父にあたる小林慶義は、長男の幸蔵と小樽で菓子屋を始めました。三星の誕生です。
三星という屋号は、小樽の教会の方々が「信仰・希望・愛」を表す三つの星として名付けてくれました。
多喜二にまつわるエピソードですが、慶義の援助を受け進学(小樽商業-小樽高商)した多喜二は、三星に5年間住み込んで学業の傍ら仕事を手伝っていたそうです。
明治45年、小樽の店を幸蔵に任せた慶義は、王子製紙が開業して間もない苫小牧で、次男俊二とともに「小林三星堂」を開店。
「研究熱心もあったが、王子製紙に本州から来られた方が多く、良いものを作れば売れた」といいます。
大正元年、俊二の長男正俊が誕生。幼少から大人顔負けの働きぶりで家業を手伝った少年は、菓子職人を天職と心得、「おいしいものは常にひとつ」と完璧な菓子(パン)作りを追求してゆきます。
やがて「お客様のためになることを成すことが店の繁栄につながる」という経営理念を持った若き当主に成長すると、昭和39年に株式会社化し三星の礎を築きました。
創業時に「信仰・希望・愛」を表すとされた三星マークを、「郷土に惚れ、仕事に惚れ、女房に惚れる」の三惚れマークと正俊は言いました。
彼の想い、哲学は、他界してから間もなく半世紀となる今日も、三星の精神として受け継がれております。

現・北海道苫小牧市

現・北海道苫小牧市

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